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<凍り豆腐>ぐっと増す寒さと風味

最盛期を迎えた凍り豆腐作り。天日干しで風味が増す=一関市萩荘

 岩手県一関市萩荘の農業千葉敬一さん(74)の自宅で、鍋物や正月料理に欠かせない凍り豆腐作りが最盛期を迎えている。
 冷蔵庫で凍らせた厚さ1センチほどの豆腐を縦に8個イグサで巻き、竹ざおにつるす。約1週間、天日干しにする。夜の寒さと天日が豊かな風味を生む。千葉さんは「今年の県産大豆のできはいい」と手応えを語る。
 この地域の住人が江戸時代、凍(し)み豆腐の本場である宮城県の岩出山(現大崎市)から技術を持ち帰って広まった。宮城県境付近で40軒ほどあった作り手は今やここだけだ。
 「寒くなると食べたい、と言ってくれるお客さんがいる」と千葉さん。作業は厳冬期の2月まで続く。


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2016年12月17日土曜日


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