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<山形知事選>共産「自民へ推薦要請見送りを」

 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月5日告示、22日投開票)で、共産党県委員会は16日、山形市内で記者会見し、3選を目指して立候補を表明した現職の吉村美栄子氏(65)に、自民党に推薦要請しないよう申し入れたことを明らかにした。要請した場合、対立候補の擁立を検討することも伝えたという。
 記者会見した本間和也委員長によると、党の方針は14日、立候補に向けたあいさつで県委員会を訪れた吉村氏に直接伝えた。吉村氏は「真剣に受け止め、選対関係者と協議する」と応じたという。来週中をめどに返答するとみられる。
 要請自粛を求めた理由について、本間委員長は「吉村氏が自民党から推薦を受けると、安倍政権の政策に同調せざるを得ない状況が生じる可能性がある」と説明した。
 会見では、改憲反対や福祉優先、経済格差の解消など五つの柱で構成する知事選の政策を発表。自民党に推薦要請しないことを前提に吉村氏と政策協議を行い、合意できれば応援する方針も示した。
 共産党は、2009年、13年の知事選で吉村氏を支援した。本間委員長は「4年前に比べると、吉村氏は環太平洋連携協定(TPP)などへの反対姿勢が弱まり、安倍政権の考えに近づいている。政策協議をきちんとしてから知事選への対応を考えたい」と話した。
 吉村氏の選対は10日の会議で、県議会に議席を持つ五つの政党に推薦要請する方針を打ち出している。


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2016年12月17日土曜日


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