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<B1仙台>片岡 勝負強さ光る

横浜−仙台 第3クオーター、意表を突くパスを出す仙台・片岡

 仙台の勝利を告げる試合終了のブザーが鳴る。真っ先にベンチを立った主将志村が、チームメートと一人ずつ、固く抱き合った。敵地とあって控えめではあったが、しっかりと勝利の喜びをかみしめ合った。
 ようやく長いトンネルを抜けた。10月30日の北海道戦以来、約1カ月半ぶりの勝利。志村は「諦めずに戦ってきて結果が出た。めちゃくちゃうれしい」と、しみじみ語った。
 全員が体を張った粘り強い守備は気迫がみなぎっていた。第3クオーターまでリードを許すも、ロースコアの接戦は仙台のペース。そして、第4クオーターに攻守でギアを上げた。相手に苦しいシュートを打たせてリバウンドを奪い、速攻につなげる理想の展開で逆転し一気に突き放した。
 特に片岡の勝負強さが際立った。最終クオーター中盤の58−55から、速攻からのレイアップと3点シュートを連続で決める。さらに8点リードの残り2分半には、試合を決める3点シュートを沈めた。3試合連続で競り合いの最終クオーター終盤に振り切られていただけに、チームを勇気づける活躍だった。
 チームは7勝目を挙げたばかりだが、この1勝はただの1勝ではない。「苦しかった。やっと勝てた。これで自信がつくし、次につなげられる」と胸をなで下ろす片岡。堅守も勝負強さも戻ってきた。巻き返しへ、大きな一歩を踏み出した。(佐藤夏樹)


2016年12月18日日曜日


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