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<楽天>10大ニュース1位 茂木ブレーク

東北楽天の遊撃に定着した新人茂木=10月2日、コボスタ宮城

 東北楽天は2016年、梨田新監督の下、2季連続の最下位から脱出した。上位進出を目指す17年に向けたシーズンオフの補強などの動きも含めて、東北楽天取材班が選んだ16年の東北楽天10大ニュースを紹介する。

 ◇東北楽天2016年の10大ニュース
(1)新人茂木がブレーク。全力プレーでチームに新風
(2)FAで通算103勝の岸加入。則本との二枚看板に
(3)天然芝、観覧車などの新生コボスタ観客数過去最多
(4)梨田監督1年目は5位。3季連続最下位を免れる
(5)則本が4季連続2けた勝利と3季連続最多奪三振
(6)5月に泥沼9連敗。救援投手の炎上が止まらず
(7)ドラフト1位ルーキーのオコエが走攻守に躍動
(8)最後の球団創設メンバー、牧田が現役引退
(9)ペゲーロ、アマダーら外国人の活躍で8月に快進撃
(10)ドラフトで1位藤平ら球団史上最多の14人を指名
(次点)金刃が史上初となるシーズン2度の1球勝利

◎1位 年間2本のランニング本塁打

 1位は茂木栄五郎の大活躍だ。新人野手として球団史上初の開幕戦先発出場を果たしたのに始まり、チームのアキレス腱(けん)だった遊撃に定着。プロ野球史上24年ぶりとなる年間2本のランニング本塁打も記録した。117試合でチームトップの打率2割7分8厘に、7本塁打、40打点の成績。リーグの新人王こそ10勝した高梨(日本ハム)に奪われたが、選考するプロ野球担当記者らの投票では15票の小差だった。
 今季は内外野が人工芝から天然芝に生まれ変わり、観覧車を設置するなどコボスタ宮城がボールパークへと一歩踏み出したことが注目され、シーズンオフには西武からフリーエージェント(FA)による岸(東北学院大出)の獲得という大きなニュースも飛び込んできた。こちらの方が上位だろうという声もあるだろう。
 しかし、チームが5位と低迷する中、新人野手の活躍は数少ない明るい話題だった。茂木は東北楽天の将来の希望の星でもある。取材班としては、あえて1位に推したい。

◎2位 岸をFAで獲得

 2位に西武・岸孝之の獲得。仙台市出身で通算103勝と人気、実績とも申し分ない右腕には、エース則本との二枚看板の期待がかかる。13年の田中(ヤンキース)と則本のような両輪の活躍があれば、来季4年ぶりに東北が日本一の歓喜に包まれる可能性もある。

◎3位 新生コボスタ観客数最多

 3位にはコボスタ宮城のボールパーク化を入れた。内外野が天然芝に生まれ変わり、野手が躍動する姿が目立った。左翼席後方に観覧車やメリーゴーラウンドなどがある公園が新設され、人気を博した。コボスタの主催試合の観客動員数151万7680人は過去最高を更新した。
 4位は3季連続の最下位を免れる「5位」。就任1年目の梨田監督が若手を積極起用して来季につながる種をまきながら引き上げた。過去に指揮した近鉄、日本ハムでは就任2季目にリーグ優勝しているだけに17年の躍進は期待大だ。
 5位は則本の活躍。新人からの4季連続2桁勝利は自身の球団記録を更新した。さらに3季連続で最多奪三振のタイトルを得たのは、4季連続だった野茂(近鉄)以来の快挙だった。


2016年12月18日日曜日


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