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<千年希望の丘>体験植樹 インバウンド誘致

インバウンド向けに整備された場所で植樹する台湾の教育関係者ら

 宮城県岩沼市は、東日本大震災で被災した沿岸部に整備中の「千年希望の丘」にインバウンド(訪日外国人旅行者)誘致のための体験植樹地を設けた。日本人向けの植樹地も今後造成する。いずれも有償で、植樹の時期に現地を訪れることができない場合でも代理植樹が可能になる。
 インバウンド向けの体験植樹地は千年希望の丘の一角の約100平方メートルで、11月に整備。88本を植えることができ、県内での修学旅行を検討している台湾の高校の校長らが今月1日、初めて3本を植樹した。
 市は丘の別の場所に日本人用の植樹地約970平方メートルも造る方針で、来年1月に着工し、3月までに完成させることにしている。
 植樹に適しているのは3〜5月ごろで、体験もこの時期に受け付ける。期間中に訪れることが難しくても、市職員による代理植樹が可能。代理植樹は電話で受け付け、名前と本数、植樹場所、日付を記した植樹証明書と報告画像が依頼者に送られる。
 樹種はモミジとヤマザクラ、ヤマブキの3種で、3種をセットで受け付ける。希望すれば日付と植樹者を記したA3判大の記念プレートを木のそばに設置できる。代理植樹を含め、植樹体験と記念プレートは有償で、価格は検討中という。
 菊地啓夫市長は「見せるだけでなく、体験型旅行を提案したかった。育ち具合を見に来るリピーターも期待できる」と話す。
 植樹体験は事前予約が必要。連絡先は千年希望の丘交流センター0223(23)8577。


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2016年12月19日月曜日


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