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震災と暮らし考える展覧会 あすから

展示写真の一部。水道が止まり、洗い物を減らすため食器にラップを掛けた=2011年3月12日、仙台市泉区(記録は佐藤寛法さん、3・11オモイデアーカイブ提供)

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被害に遭った地域や避難所などで記録、収集された資料を通し、発生から現在までの経過を振り返る展覧会「震災と暮らし」が20日、仙台市青葉区のせんだいメディアテーク1階オープンスクエアで始まる。25日まで。
 メディアテークと、福島県博物館などで構成する「ふくしま震災遺産保全プロジェクト実行委」の共催。メディアテークや実行委が集めた市民らが撮影した記録写真、津波で折れ曲がった道路標識など被災状況を伝える「震災遺産」約170点を展示する。
 災害の多様性を「暮らし」の視点から来場者に考えてもらうのが狙い。資料の大半は時系列に並べる。地震や火災、津波、原発事故が複合的に発生し、人々の生活も時間の経過とともに変化したことを来場者が体感できるようにする。
 展示を担当したメディアテークのスタッフ北野央(ひさし)さん(35)は「残された資料をあえて整理せず、ありのまま一覧できるよう工夫した。複合災害が人々の暮らしに及ぼした深刻な影響を見つめ直す機会になれば」と話す。
 展覧会に関連して24日午後4時から、メディアテーク7階で「残されたものの意味を探る」と題し、映像作家小原真史(こはら・まさし)さん(38)による講演などもある。いずれも入場無料。連絡先はメディアテーク企画・活動支援室022(713)4483。


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2016年12月19日月曜日


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