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<NPOの杜>障害者アートの社会化

 豊かで独創的な色使いのイラスト、感情を身体に委ねた力強いダンス。障害がある人々の自己表現の一つにアートがあります。その芸術文化活動を通して、自らを自由に表現する場や仕組みをつくり、より多くの選択肢の中から豊かな生き方を発見することを支援しているNPO法人エイブル・アート・ジャパン。
 昨年、石巻市の街中を舞台に、宮城県内の障害者アートに取り組む団体やアーティストとともに「いしのまきのアート展」を開催しました。市民と福祉、まちとアートが展示会を通して「交ざる」ことで、地域にとって新しい価値をつくろうと、まちに繰り出しました。
 それがきっかけで、石巻に障害者アートのための「ペンギンズギャラリー」がオープンしました。運営するのは、重度の自閉症を抱える子どもたちにアート支援をしているペンギンズアート工房です。
 このような場づくりを支援するとともに、企業や大学、デザイナーなど多様な関係者がつながって、より社会的に障害者アーティストとしての選択肢を広げることも重要な活動です。
 エイブル・アート・ジャパンのキーワードは「社会の芸術化、芸術の社会化」です。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 大西直樹)


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2016年12月19日月曜日


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