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<年末年始>東北旅行商戦 北海道と台湾好調

クリスマスを挟んだ3連休の予約などが好調な東北の旅行商戦=仙台市青葉区のJTB東北仙台支店

 東北の年末年始の旅行商戦が国内外ともに堅調だ。クリスマスを含んだ3連休と、仕事納めの後から年始までの6連休があり、予算や目的に応じた旅行が可能となっている。3月の北海道新幹線開業や6月の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾による仙台−台北線開設などの影響もある。
 「今年は日並びに恵まれて、2回出掛けるお客さまもいる」。エイチ・アイ・エス東北・新潟営業グループ(仙台市)の巌本拓矢営業販売サブチームリーダーは話す。
 最初のピークは12月23日〜25日の3連休。年末や正月と比べて価格も安く、若年層のカップルや友人同士の利用が多い。人気の行き先はグアムで「有給休暇を1日追加して、22日の仙台発で出掛け、25日に戻ってくるケースが見受けられる」と話す。
 29日〜1月3日は家族旅行が主流。東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)やユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)が例年通り好調だ。
 近畿日本ツーリスト東北(仙台市)では、31日出発のTDR商品の売り上げが前年比2割増。木村淳個人旅行事業部長は「カウントダウンイベントが目的のリピーターなど、割高でも訪れたい人は多い」と説明する。
 函館市を中心とした北海道の人気も根強い。JTB東北(同)は「新幹線開業で時間的距離が短くなった。青森などには北海道に親戚を持つ人も多く、心理的距離の近さもあるのではないか」と分析する。
 海外の行き先は台湾が増加傾向にある。仙台空港では直行便が週6便運航し、利便性が格段に向上した。JTB東北の担当者は「所要時間が短く、小さい子どものいる家族にも支持されている」と話す。
 東北域内の旅行は前年までの勢いはない。近ツー東北の場合、宿泊予約数が前年より3割減った。木村部長は「昨年は自治体が発行したプレミアム付き旅行券の影響で好調だった。今年はその反動減が大きい」と説明。「大みそかや元日以外はまだ空きがあるので検討してほしい」と売り込む。


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2016年12月20日火曜日


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