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<原燃虚偽評価書>原燃社長 六ケ所村長に謝罪

不正な評価書を作成していた問題で戸田村長(右)に頭を下げる工藤社長

 日本原燃(青森県六ケ所村)が低レベル放射性廃棄物の管理に関して事実と異なる評価書をまとめていた問題で、工藤健二社長は19日、六ケ所村役場で戸田衛村長に事実関係や再発防止策を報告し、謝罪した。
 戸田村長は当日の予定をキャンセルして面会。「不適切施工が発覚した時の根本原因が品質保証体制だった。その品質保証体制の改善が図られておらず、極めて遺憾。会社の体制の在り方に厳しく対処していく」と述べた。村民への説明責任を果たし、国への報告事項を村にも報告するよう求めた。
 工藤社長は「誠に申し訳ない。全社を挙げて対応していきたい」と陳謝。「今の段階の認識では虚偽(報告)ではない」と意図的な不正を改めて否定した。
 原燃はウラン濃縮工場で昨年8月に発覚した保安規定違反を巡り、6月に体制強化の部署を作ったが、その部署が業務改善の対応が不十分なのに「改善済み」の評価書を作成した。
 規制庁の保安検査で不正が発覚し、規制委は14日、原因と是正計画の報告を求める報告徴収命令を出した。


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2016年12月20日火曜日


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