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<マルカン食堂>閉店危機…2月20日再開

設備が一新された展望大食堂の調理室

 6月に閉店した岩手県花巻市の老舗デパート「マルカン百貨店」の運営を引き継ぐ同市のまちづくり会社「上町家守(やもり)舎」は19日、レトロな雰囲気で人気のあった展望大食堂の営業を2017年2月20日正午に再開すると発表した。ナポリカツや10段ソフトクリームなど名物メニューを提供する。
 8階建てのビル6階にある展望大食堂は、老朽化した流し台やガス台など調理場の機材を一新した。昭和の雰囲気を残す壁や装飾はそのままで、テーブルや椅子も引き続き使う。
 勤務していた従業員23人と新たに募集する約10人で運営する。メニューは閉店前の約半分の70〜80品を用意し、順次増やす。
 6階と共に改修が進む1階フロアには、物販などのテナントやコーヒースタンドが入る予定。営業再開に合わせ、有料駐車場を開設する。改修工事は年内に終了する見通し。消防などの検査を経て再開準備を進める。費用は約1億5000万円。建物全体の耐震工事は来年6月に始め、19年3月までの終了を目指す。
 同社の小友康広代表(33)は「大食堂は閉店前と変わらない空間を目指す。市民のリビングとして、ライブや寄席などの使い方も提案したい」と話した。


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2016年12月20日火曜日


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