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<秋田新文化施設>駐車場予定地を問題視

新文化施設に関する質疑に答弁した佐竹知事

 秋田県と秋田市が、県民会館(秋田市千秋明徳町)解体後の跡地に共同で建設を計画する新文化施設を巡り、県議会定例会(12月議会)で19日、総括審査が始まった。県議からは、新文化施設に隣接し専用駐車場の整備予定地である秋田和洋女子高の敷地に抵当権が付いていることを問題視する質問が相次いだ。
 複数の県議が「抵当権が実行されたら、駐車場は撤退、解体を迫られるのではないか」などと質問。県は「現状では(撤退を迫られても)法的に対抗できないが、そうならないように地権者を含めて協議する」と述べるにとどめた。
 16日の市議会予算特別委員会で、和洋女子高の土地と県民会館跡地を一体の土地として活用することを条件に関連予算が可決された件に関しても質問が出された。
 県はこの条件について「市から事前の説明は一切なかった」とした上で、「(二つの敷地の間には土手などがあり)技術的にも一体利用は無理だ」と否定的な考えを示した。
 専用駐車場の建設場所を巡っては方針が二転三転してきた。佐竹敬久知事は「一貫性に欠けていたことは瑕疵(かし)があったと認めざるを得ず、深く反省している」と述べた。
 総括審査は20日まで。21日の予算特別委で、新文化施設の基本設計に関わる準備費1171万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を採決する。


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2016年12月20日火曜日


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