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<栗原市長引退>支持者ら「惜しい」

 町村合併による宮城県栗原市誕生とともに3期にわたり市政のかじを取った佐藤勇市長が20日、今期限りでの引退を正式表明した。一時は4選出馬に前向きな姿勢を示していただけに、支持者らからは驚きとともに、次期市長選への対応を急ぐべきだとの声が上がった。
 「もう1期できたはず」と惜しむのは栗原市議の高橋義雄さん(75)。自民党県連若柳支部長として、佐藤氏が自民党県議時代から応援してきた。「岩手・宮城内陸地震、東日本大震災など有事に素早く対応した。人脈、経験とも余人を持って代え難い」と諦めきれない表情。
 新市誕生に伴う市長選で戦った元若柳町長菅原郁夫さん(86)は、佐藤氏が県議になる前からの友人。県議選への対応を巡り、一時はたもとを分かったが、前回市長選では佐藤氏を支援した。「佐藤氏は実務能力が高い。4選に向けて応援するつもりだっただけに、惜別の思いだ」と残念そう。
 一方で佐藤氏の支持者らは次期市長選に向けた態勢を再検討せざるを得なくなった。有力支持者は「想定が全て崩れた。戦略を一から練り直す」と硬い表情。後援会幹部は「選挙まで時間がない。気持ちに整理をつけて、今後の方向性を早急に検討する」と語った。


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2016年12月21日水曜日


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