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<栗原市長引退>バトン渡すのは今がベスト

今期限りでの引退を表明する佐藤市長

 宮城県栗原市の佐藤勇市長(74)は20日の市議会12月定例会で、任期満了に伴う次期市長選(来年4月16日告示、23日投票)に立候補せず、3期目の今期限りで引退することを正式に表明した。
 佐藤市長は引退の理由について、1期目就任時から10年をめどに合併後の地域づくりを進めるつもりだったと述懐。「次の10年の発展を見据えた時、バトンを渡すのは今がベストと考えた」と説明した。
 3期12年については「2度の震災など、心が折れそうなこともあった」と振り返りつつ「市民や職員の支えで前に進めた。(旧10町村の)市内の平準化も進み、目指してきた『暮らしたい栗原』に近づきつつある」と述べた。
 議会閉会後、一時は4選出馬に前向きな姿勢を示したことについて「原発事故の廃棄物処理問題など諸課題が頭にあった」と説明。後継に関しては「指名する気はない。現市政の方向性を受け止める人が後継者であり、そういう人が選ばれると思う」と話した。
 佐藤氏は兵庫県出身、立教大卒。故大石武一環境庁長官の秘書を経て、1983年の県議選で初当選し連続5期。自民党県連幹事長、県議会議長を務めた。2005年の合併市長選で初代市長に就任した。


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2016年12月21日水曜日


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