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いじめ重大事案速やかに公表 仙台市教委が素案

 仙台市教委は20日、いじめによる自殺など「重大事態」が生じた際の対応マニュアル素案をまとめた。事案発生時の速やかな公表を基本に事実の概要や経過、今後の対応を記者会見で説明するよう定めたほか、全校児童生徒や保護者への速やかな説明も明記した。
 泉区館中1年の男子生徒=当時(12)=が2014年、いじめを苦に自殺した問題では、市教委や学校が事実を1年近く伏せたり、虚偽の説明をするなどして非難を浴びた。市教委はこれを教訓に、独自の公表指針を定めることにした。
 素案にはいじめの当事者以外も含む児童生徒の心のケアのほか、学校が発生初期に実施し、後に第三者機関の検討材料にもなる基本調査の手法も盛り込んだ。
 文部科学省は重大事態時の対応全般に関する指針を作成する方針。市教委は国の指針を踏まえてマニュアルを最終修正する。


2016年12月21日水曜日


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