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福島の被災地3次元映像で 仙台で企画展開幕

被災地の状況を3次元映像で体感する来場者

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災地の歩みを振り返る企画展「震災と暮らし」が20日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで始まった。3次元映像で被災状況を知る体験コーナーも設けられている。

 体験はゴーグル状のディスプレーを装着し、周囲を見回すと幾何学模様の「マーカー」と呼ばれる位置情報を読み込み、立体映像が流れる。映像は、東北大総合学術博物館などが特殊な測量装置で記録してきた。
 今回は福島県内の体育館や漁港、駅など数カ所の映像を公開。浪江町の請戸漁港を見た宮城野区の大橋敦子さん(57)は「動くたびに風景が変わり、津波で何もなくなったことが実感できた」と話した。
 企画展は、ふくしま震災遺産保全プロジェクト実行委員会とメディアテークが主催。写真や資料など「震災遺産」約170点を展示している。
 25日まで。入場無料。映像体験は午前10時半〜正午と午後1時半〜3時の2回で、各回20人程度。


2016年12月21日水曜日


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