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懐かしい味「寒ブナ」いかが 25日試食会

寒ブナを串刺しにした弁慶。高橋さんは「最近はめったに見ない」と言う

 大崎市田尻大貫の「メダカの郷(さと)」は25日、寒ブナの無料試食会を開く。主宰の高橋孝憲さん(68)がヘラブナ約100キロを用意。炭火焼きや寒ブナだしの豆腐汁など「懐かしい味」(高橋さん)を振る舞う。
 ヘラブナは15〜30センチほどの大きさで、高橋さんが自宅近くの沼で捕った。天日干しにし、だし用は事前に焼いて竹串に刺し、稲わらを入れた竹かご「弁慶」を使い寒ざらしにしている。
 田尻大貫地区では40〜50年ほど前まで、冬場のタンパク源として寒ブナが重宝されていた。年の瀬には縁側や炉端に弁慶をつるして焼いた寒ブナを保存し、雑煮のだしや昆布巻きなどに使う家が多かったという。
 高橋さんは「弁慶と呼ばれるのは、竹串を放射状に刺した様子が武蔵坊弁慶の仁王立ちを連想させるためらしい。脂の乗った旬の寒ブナを懐かしさとともに味わってほしい」と話す。
 試食会は25日午前11時から。連絡先はメダカの郷0229(39)2857。


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2016年12月22日木曜日


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