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<青森中2自殺>県警 生徒数人を児相通告

いじめ被害を訴えて自殺した青森市浪岡中2年の葛西りまさん=8月(遺族提供)

 青森市浪岡中2年の葛西りまさん=当時(13)=が8月にいじめ被害を訴えて自殺した問題で、青森県警は20日、葛西さんに対する侮辱や名誉毀損(きそん)の触法行為があったとして同校の生徒数人を児童相談所に通告した。
 捜査関係者によると、生徒らが校内や無料通信アプリLINE(ライン)上で「きもい」「うざい」などの言葉を使用し、葛西さんを侮辱した容疑などで捜査していた。LINEの履歴などが残っていた。暴力行為はなかったという。
 県警は、生徒らの年齢が刑事処罰の対象外となる14歳未満だったため児童相談所へ通告した。県警の担当者は「事案の結果を考慮して通告したが、行為をいじめと認定したわけではない」としている。
 市いじめ防止対策審議会は11月、葛西さんに対して中学1年生の時から、校内やLINE上で「きもい」など、不快感を及ぼすことを目的とした言葉があったと判断している。
 父の剛さん(38)は「言葉の暴力でも、こういう結果になるという現実を受け止めて、自分たちの行為の重大さを分かってほしい」と語った。
 葛西さんは8月25日、青森県藤崎町のJR奥羽線北常盤駅で列車にはねられ死亡した。持っていたスマートフォンのメモに「二度といじめたりしないでください」などと書いた遺書を残していた。


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2016年12月21日水曜日


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