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<汚染廃棄物>仙台市 富谷の住民に説明

 福島第1原発事故に伴う放射性物質で汚染された国の基準以下の廃棄物処理を巡り、富谷市石積に一般廃棄物最終処分場を所有する仙台市は21日、地元住民に対する説明会を開いた。
 説明会は住民の意向で非公開で行われ25人が参加。仙台市などによると、同市や県の方針説明に対し、住民からは焼却灰の管理体制への懸念や風評被害に対する不安の声が上がった。「焼却灰は廃棄物を保管している自治体に戻すべきだ」との意見も出たという。
 この問題を巡る仙台市の方針について、市民団体「脱原発仙台市民会議」は同日、仙台市役所で市との意見交換会を開いた。
 仙台、富谷の両市民ら約90人が参加。市民会議が提出した廃棄物の試験焼却取りやめ要望に対し、仙台市の担当者は「汚染廃棄物は全県的な問題。市民の安全・安心の確保を第一に、昨年の(焼却)実績も踏まえて検討を進めている」と回答した。
 参加した市民からは「県が示す安全対策は科学的に不確かな面が残っている」「富谷市で広く説明会を開くのが筋だ」などの意見が出た。


2016年12月22日木曜日


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