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<行く年に>進む街の復興 見守る

大しめ縄を据え付ける神社職員

 今年も一年が終わろうとしている。東日本大震災から6度目の年の瀬となる。東北各地の暮らしや習俗を見詰め、人々の息遣いに耳を澄ませた。

◎東北歳末点描(1)竹駒神社でしめ縄掛け替え=岩沼市

 新年を前に、宮城県岩沼市の竹駒神社で烏帽子(えぼし)に白装束姿の神社職員が拝殿前の大しめ縄を掛け替える神事があった。
 大しめ縄は長さ14メートル、重さ60キロ、中央の太い部分の直径は30センチに上る。境内にある神田「穂徳(すいとく)田」で今年秋に刈り取った稲わらを用い、職員が10日ほどかけて縄をなった。
 職員4人が拝殿前でおはらいを受けた後、脚立を使って掛け替えを実施。紙垂(しで)やわら房も取り付け、正月を迎える準備を整えた。
 市内では東日本大震災のプレハブ仮設住宅が4月、宮城県内で初めて解消され、3カ所にあった仮設住宅計384戸が撤去された。市は「復興のトップランナー」として、現在は沿岸部で津波を防ぐかさ上げ道路整備などに取り組んでいる。土田泰士権禰宜(ごんねぎ)(39)は「一日も早い復興を祈願するなど、初詣にお出掛けいただきたい」などと話す。


2016年12月22日木曜日


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