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<政活費でPC>オンブズ 自民会派に返還請求を

 宮城県議会の最大会派「自民党・県民会議」(31人)が政務活動費(政活費)でパソコンなどを大量購入したのは違法だとして、仙台市民オンブズマンが21日、会派に未返還分の約900万円を返させるよう、村井嘉浩知事に求める訴えを仙台地裁に起こすことを決めた。来年1月10日に提訴する。
 オンブズマンは取材に「政務活動目的の購入とは言えず、違法・不当な支出だ」と指摘している。
 オンブズマンは10月、自民会派が2012〜15年度、事務所費名目でパソコン54台を含む周辺機器(計1792万円)の購入費に会派の政活費を充てたのは不適切だとして、監査請求した。
 指摘を受けた自民会派は、パソコンの使用状況について「全て政務活動に使っていると客観的に説明するのは不可能」として、半額相当の約840万円を返した。県監査委員は12月、返還を踏まえ、オンブズマンの請求を棄却した。
 宮城県議会の政活費不正支出問題で、ともに自民会派の安部孝元議長(61)と中山耕一前議長(60)が自らの疑惑を受け、2代続けて議長職を引責辞任する異常事態となっている。


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2016年12月22日木曜日


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