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<矢巾中2自殺>同級生の暴行認定せず

 岩手県矢巾町の中学2年村松亮さん=当時(13)=が昨年7月、いじめを苦に自殺した問題で、盛岡家裁は21日、暴行の疑いで送致された同級生の少年=同(14)=の少年審判を開き、「証拠上、暴行の非行事実があったとは認定できない」として、刑事裁判の無罪に当たる不処分の決定を言い渡した。少年の付添人弁護士が明らかにした。
 審判は非公開で裁判官3人による合議で行われた。現場を目撃したとされる同級生らに尋問するなどした結果、暴行の事実を確認できなかったとみられる。
 村松さんは担任とやりとりした生活記録ノートに、いじめの訴えや自殺をほのめかす記述を残し、同町のJR矢幅駅で昨年7月5日、列車にひかれて死亡した。
 岩手県警は今年2月、村松さんへの暴行容疑で告訴を受けた同級生4人のうち、少年が昨年6〜7月、校内で複数回にわたって村松さんを暴行したとして書類送検。盛岡地検が6月、家裁に送致していた。
 学校側は昨年7月に公表した報告書で6件のいじめがあったことを認めた。町教委の第三者委員会は23日、村松さんへのいじめを認定し、学校側の対応の不手際を盛り込んだ調査報告書を提出する予定。


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2016年12月22日木曜日


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