岩手のニュース

<高田東中>現校舎と地域に感謝 お別れ会

地域住民や校舎に感謝を込めて、合唱を披露する生徒たち

 東日本大震災で被災した陸前高田市の3校が統合した高田東中(生徒184人)で21日、現校舎のお別れ会があった。来年1月に新校舎へ移転する。校庭に立つ仮設住宅の入居者ら地域と学び舎に、感謝の思いを表した。
 地域住民約20人を前に、学年ごとに合唱を披露した。3年生の黄川田諒海(りょうが)さん(15)は、住民がメッセージボードを掲げて応援してくれた運動会の思い出に触れ「いつも見守られていた。これからも元気を届けられるよう、部活や学習に励みたい」と語った。
 生徒が仮設住宅の窓ふきを手伝うなど、交流を深めてきた。出席した入居者の女性(73)は「ベランダから『おばちゃん元気〜』と手を振ってくれたり、すてきな歌声が聞こえたりして、気持ちが安らいだ。さみしくなるね」と話した。
 同校は広田中、小友中、米崎中が統合して2013年4月に開校。地震で被災した米崎中校舎を改修して活用してきた。新校舎は地域の高台に整備した。来年1月16日の3学期から本格的に利用する。


2016年12月22日木曜日


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