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<東京五輪>蔵王町がパラオ合宿誘致で推進協

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、宮城県蔵王町と茨城県常陸大宮市は22日、歴史的なつながりがある西太平洋の島国パラオをターゲットに選手団の事前合宿を誘致し、3者間の交流を深める推進協議会を設立した。来年3月をめどにパラオ政府との基本合意を目指す。
 町役場で開かれた設立総会には両市町から約20人が出席し、会長に村上英人町長、副会長に三次真一郎市長を選出。11月に再選されたレメンゲサウ大統領らを東京に招き、基本合意書の締結式を開催することを柱とした本年度の事業計画を決めた。
 パラオは今夏のリオデジャネイロ五輪で水泳や陸上など4種目に出場した。三次市長は10月に同国を訪れた際、東京五輪では野球やアーチェリーにも出場したい意向を関係者が示したことを紹介。村上町長は「基本合意を結んだ上で、事前合宿や子どもたちの相互交流について具体的な内容を詰めたい」と話した。
 蔵王町には太平洋戦争後にパラオからの引き揚げ者が開拓した北原尾地区があり、常陸大宮市は同国で戦死した出身者の慰霊訪問を契機に交流を続ける。出場国選手と地域住民が交流する政府の「ホストタウン」構想で町は今年1月、市は6月にパラオのホストタウンとして登録された。
 設立総会に先立ち、町は綜合警備保障宮城支社(仙台市)と東京五輪の協力協定を結んだ。同社にはリオで五輪4連覇を果たしたレスリング女子の伊調馨選手(八戸市出身)らトップアスリートが所属。第1弾として来年1月、重量挙げ女子の八木かなえ選手を招いたスポーツ交流大会を開く。


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2016年12月23日金曜日


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