山形のニュース

<山形大生死亡問題>通信研修改善策を提案

 救急車が出動せず、119番通報した山形大生が死亡した問題を受け、山形市が設置した救急救命業務あり方検討会の第2回会合が22日、市消防本部であった。消防や医療の関係者ら専門家5人が、通信指令課員向け研修の改善策などを提案した。
 市消防本部は、医学の基礎や緊急度・重症度の識別などをテーマに今年9回実施した研修内容を報告した。
 専門家たちは「迅速に現場に行くには、病状の把握だけでなく、場所を聞き出す必要がある」「(通報者の)言葉と図面で場所を特定する訓練をすべきだ」などと指摘し、コミュニケーション能力を高める研修や、他県の通信指令室の見学実施などを求めた。市消防本部は今後、具体化を検討する。
 佐藤孝弘市長は検討会を来年度も継続して開く方針を示し、「できることから改善し、チェックするサイクルを続けたい」と述べた。


2016年12月23日金曜日


先頭に戻る