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<入試のツボ>人気・難易度高止まり

◎中学受験・進学実績に注目

 今月9日、県内の公立中高一貫校の出願が締め切られ、志願者数と倍率が発表された。3校の倍率は表の通り。いずれも前年度を下回った。
 1期生の大学進学実績が話題になった仙台二華中。開設初年度の倍率が約15倍だったことを考えると合格しやすくなったように見えるが、受験生のレベルが上がり、入試対策に費やす時間も増加していることを考慮すれば、難易度は高止まりしていると判断すべきだ。
 仙台青陵中等教育学校も進学実績を伸ばしている。今春は東大2人、東北大23人(うち現役16人)、国公立大医学部医学科6人(同2人)が合格するなど、県内屈指の実績を残した。
 公立人気が先行する中高一貫校だが、私立の取り組みにも注目したい。
 東北学院中は昨年度、新たな入試方式を採用。国語と算数の2教科型に加え、総合問題と作文でも受験できるようになった。出題傾向は公立とほぼ同様で、併願する受験生にとっては対策の負担が減る。難関大を目指す特別選抜コースの設置も予定しているという。
 高い進学実績に加え、海外研修などさまざまな校外活動で高い評価を集める公立中高一貫校や私立中の受験は、公立高入試が主流の本県にあっても今後、一層過熱していくだろう。(家庭教師のトライ・阿部正純教育プランナー)


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2016年12月24日土曜日


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