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女川の海 魅力発信 地元市場ハマテラス開業

多くの買い物客でにぎわった新商業施設「ハマテラス」

 女川町中心部の商店街「シーパルピア女川」に23日、商業施設「地元市場ハマテラス」が開業した。町内で被災した水産物店など8店が出店し、町が誇る豊かな海の魅力を発信する。関係者は「女川の良さを発揮する舞台ができた」と町の新たなにぎわい拠点の誕生を喜んだ。

 ハマテラスは木造平屋、延べ床面積約990平方メートル。海鮮丼やかまぼこなど「海」がコンセプトの店が並ぶ。屋内に共用飲食スペース約80席が設けられ、屋外には女川湾を望む展望広場やイベント広場を備えた。
 震災前の町の観光客入込数は年間約70万人だったが、2015年は約40万人。シーパルピアを運営する女川みらい創造の鈴木敬幸社長は「女川の良さを伝え震災前以上の観光客を呼び込みたい」と意気込む。
 関係者約150人が祝った式典後に営業を開始すると、施設内は多くの買い物客であふれかえった。
 町内の仮設店舗から移転し、昆布巻きなどを販売するマルキチ阿部商店の阿部すが子会長は「ようやく本格的な再建がかない夢のよう。たくさんの観光客においしい海産物を食べてもらいたい」と話した。
 ハマテラス開業と駅前商業エリア開業1周年を記念し、町中心部では24、25の両日、コンサートや年の市などのイベントを開催する。


2016年12月24日土曜日


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