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<仙台L>力尽く 3年連続準決勝敗退

 第9日は23日、東京・味の素フィールド西が丘で準決勝2試合が行われ、仙台レディース(仙台L)は延長の末、1−3でINAC神戸に敗れ、3大会続けて決勝進出を逃した。
 前半、先制を許した仙台Lは後半39分、川村のヘディングで追い付き延長に持ち込んだが、京川(宮城・常盤木学園高出)の2ゴールで突き放された。

◎京川に2得点許す

 ▽準決勝

INAC神戸(なでしこ) 3/1−0/1 仙台L(なでしこ)
               0−1
               延 長
               1−0
               1−0

 仙台Lが延長戦で突き放された。1点を追う後半39分、中野のFKを川村が頭で押し込み同点としたが、延長前半12分と延長後半3分、いずれも守備の隙を突かれて京川にゴールを許した。シュート本数は計17と相手を2本上回ったが、決定機を生かせなかった。

<個のレベルアップを 仙台L・千葉泰伸監督の話>
 市瀬の負傷交代などのアクシデントがあったが、選手たちは最後まで勝利を目指して全力を尽くしてくれた。もっと個のレベルアップを図れば優勝できるチームになれる。

<佐々木繭、攻守に好プレー>
 「優勝を目指しているのに決勝に進めない。この壁を何とか破りたかったが」。フル出場し、攻守に好プレーを見せたMF佐々木繭は悔しげに試合を振り返った。
 左サイドバックで先発し、市瀬の負傷退場でボランチに変わったがうまく対応。前半に先制されても「まだまだいけると思った」と話した通り、後半はバーを直撃する豪快なミドルシュートを放つなどチームを鼓舞し続けた。惜しい試合だった分、「もっと少ないタッチ数でボールを回せばよかった」「もっと組織的に当たるべきだった」などと反省の弁が口を突いた。
 今季は日本代表に初選出され、選手としての幅を広げた。「いい経験をさせてもらったし、まだまだ実力不足だとも感じた」。「(皇后杯優勝という)来季の目標」へ向け、敗戦を飛躍の糧にする決意を見せた。

<FWの有町と浜田、無得点悔やむ>
 仙台Lは2トップの有町、浜田が無得点に終わった。
 2戦連続ゴール中だった浜田は果敢に前線に走り込んで、シュートも3本放ったが「いつも以上に焦ってしまった。全然(思うようなプレーが)できなかった」と肩を落とした。
 2、3回戦で計3得点している有町は「チャンスはたくさんあった。(延長戦になり)相手も足が止まっていたが崩せなかった。この悔しさを忘れず、次につなげたい」と自身に言い聞かせるように語った。

<FW小野瞳(後半途中から出場するも無得点)>
 「監督の退任が決まっている中、勝ちたかった。チャンスがありながら決め切れずに悔しい。後半はいいペースになったが…」

<MF嘉数飛鳥(主将としてチームを鼓舞するも敗戦)>
 「勝つチャンスはあったのに、負けてしまった。悔しい終わり方だ。ゴールを決め切る力がなかったのが反省点。もっと勝負強くないと優勝はできない」
 
<MF中野真奈美(同点弾をアシスト)>
 「シュート数は相手より多かったし、決定機は他にもあった。最後のプレーの質の部分が(足りず)敗戦につながった」
 
<DF市瀬菜々(前半21分に負傷退場)>
 「交代してしまい申し訳ない。出場している間はいつも通りプレーができた。もっと失点を抑え、(得点の)チャンスをものにすることが今後の課題」


2016年12月24日土曜日


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