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<高校バスケ>明成初戦敗退 4連覇の夢破れる

尽誠学園−明成 第1クオーター、ゴール前に攻め込む明成の相原(6)と八村(右端)

 全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会は23日、東京体育館で開幕して1回戦が行われ、男子で4連覇が懸かっていた明成(宮城)が尽誠学園(香川)に68−81で敗れた。

◎影潜めた王者の風格

 史上2校目の4連覇の夢が初戦で破れた。明成は動きが硬く、13点差で敗退。佐藤コーチは「チーム力の向上と人を育てることの両方の難しさを感じる。(負けの)真犯人は佐藤久夫」と独特の言い回しで責任を背負い、涙に暮れる選手たちをかばった。
 流れに乗った攻撃が少なかった。開始直後に2得点。次の2得点まで約6分を要したのが象徴的で、全部で19のターンオーバーを喫した。2年生の大黒柱・八村は「ゾーンプレスがきつかった」。
 守っては、相手の切れのあるドライブへの対応に苦慮した。38−38で迎えた第3クオーター序盤、相原が四つ目のファウルで一時退いた後、43−45から連続11失点し突き放された。
 突出した力があった八村の兄・塁(米ゴンザガ大)ら先輩の背中を見てきた世代。「自信のなさがプレーに出ていた」と佐藤コーチ。残り4分で4点差に詰めながら単純なパスミスから自滅するなど、最後まで王者の風格は影を潜めた。
 ベンチ入りメンバーの半数以上は1、2年生。佐藤コーチは「体を張ったプレーなど、明成らしさを取り戻す」と立て直しを誓う。八村は「周りに頼っていてはいけない。自分でやるんだという気持ちで来年こそ、いい結果を出したい」と涙をぬぐった。(佐藤理史)


2016年12月24日土曜日


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