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ハート形サクランボ誕生 20年デビューへ

大玉でハート形が特徴のジュノハート

 青森県産業技術センターりんご研究所県南果樹部(青森県五戸町)は、ハート形のサクランボ「ジュノハート」を開発した。官民でつくるブランド化推進協議会が22日に設立され、関係者が2020年の本格デビューに向けて販売戦略を練る方針を確認した。
 ジュノハートは甘みの強い紅秀峰と大玉のサミットを交配し、13年に品種登録された。名前はローマ神話の女神ジュノと果実の形を組み合わせた。粒が大きく、佐藤錦より甘みが強い。収穫期は7月上旬から中旬にかけて。
 青森のサクランボは南部町など県南を中心に栽培されている。14年産収穫量は国内の3%で、70%以上を占める1位山形県、2位北海道、3位山梨県に次ぐ4位。品質は優れているが、生産量が少なく、知名度向上が課題になっている。
 ブランド化推進協はセンターや県農林水産部、生産者団体などで構成。17年中に販売戦略をまとめ、苗木が成長して出荷が本格化する20年に合わせて、ブランドイメージの設定などに関係者一体で取り組む。
 県によると、昨年秋に始まったジュノハートの苗木の販売は当面、県内に限定する。1年目の今年は津軽地域も含めて545本が植えられ、来春は約3000本が追加される。
 ブランド化推進協の会長を務める油川潤一県農林水産部長は、八戸市で22日にあった設立会議のあいさつで「ジュノハートは大玉で食味が良く、印象的なハート形。県産米青天の霹靂(へきれき)に続くトップブランドに育てたい」と語った。


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2016年12月24日土曜日


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