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<山形県>ビューポイント人気 PR手応え

山形県が選定したビューポイントの一つ、「小国町樽口峠からの飯豊連峰の大パノラマ」

 有名観光地から知る人ぞ知る場所まで、山形県が昨年、県内各地の美しい景観を選んだ「やまがた景観物語 おすすめビューポイント」が人気だ。県によると、各ビューポイントを訪れる人は今年5〜10月に毎月500人を超えた。県は各地で撮影した写真の募集を始め、山形が誇る景観を全国にPRしようと躍起だ。

 ビューポイントは、「山形の独自性を持つ優れた景観か」「人々を魅了する魅力的な物語があるか」などを基準に、県から依頼された景観や歴史、観光分野の専門家ら7人が選んだ。
 昨年7月の選定当初は33カ所だったが、今年7月に20カ所を追加した。いずれも付近に駐車場が整備されており、容易に訪問することができる。
 「国宝 羽黒山五重塔と表参道杉並木」(鶴岡市)、「しろがね橋から見る銀山温泉街の大正ロマン」(尾花沢市)など山形を代表する観光地から、「小国町樽口峠からの飯豊連峰の大パノラマ」など、まだあまり知られていない場所まで幅広くそろえた。
 最上川、月山といった自然の景観だけでなく、寒河江ダム(西川町)などの人工構造物、高畠石の石切り場(高畠町)といった産業遺産など種類もさまざまだ。
 全53カ所にQRコード付きの案内板があり、携帯電話やスマートフォンを使って情報を読み取れば、各ポイントの歴史や成り立ちを知ることができる。
 当初選定した33カ所のQRコード読み取り件数を基にした月間の来訪者数は今年8月、最高の891人を記録した。
 最も人気があったのは「国宝 羽黒山五重塔と表参道杉並木」で、「県内一の高さを誇る玉簾(すだれ)の滝」(酒田市)が続く。
 ビューポイントを紹介するウェブサイトや、QRコードを読み取ると表示される案内文は、英語と中国語もあり、外国人観光客にも対応する。
 県県土利用政策課の担当者は「土地の歴史が積み重なった上に現在の景観がある。現地で景色を楽しみながら情報を得ることで、より味わい深くなる」と話す。
 県は来年1月31日まで、各ビューポイントから撮影した写真を募集している。入選作品を20点程度選び、ウェブサイトやパンフレットで活用する予定。連絡先は同課023(630)2430。


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2016年12月24日土曜日


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