宮城のニュース

<楽天>年俸 投手に手厚く、野手厳しく

 東北楽天は24日までに、78選手(育成14人を含む)と2017年の契約を結んだ。河北新報社の集計によると、年俸総額は約23億3000万円で16年より2億円減った。外国人を中心とした補強が途中という事情もあるが、松井稼頭央外野手の9000万円減を筆頭に精彩を欠いた主力に厳しい査定をしたことが要因となった。(佐々木智也)

 日本人選手の年俸総額は約20億4000万円で1億3000万円増。西武からフリーエージェントで獲得した岸孝之投手が球団最高となる年俸2億2500万円で押し上げた。
 契約更改した日本人選手56人のうち18人が増額。先発陣を中心に投手は10人がアップと比較的手厚かった。増額幅の最大は則本昂大投手の5000万円で、2億円に到達。球団初の3年連続60試合登板を達成した福山博之投手が3000万円増の7500万円で続いた。2年連続30セーブの松井裕樹投手も2500万円増の9000万円だった。
 野手は遊撃に定着した茂木栄五郎内野手が球団新人野手歴代1位タイとなる3200万円で更改した。島内宏明外野手、足立祐一捕手、内田靖人内野手ら伸び盛りの選手に増額が目立った半面、松井稼をはじめ、嶋基宏捕手や銀次内野手ら不本意な結果に終わった主力は減額。9000万円の後藤光尊内野手のほか、牧田明久外野手、川井貴志投手、栗原健太内野手とベテランが引退したのも、総額の抑制につながった。
 一方、今季10人に6億円を投じた外国人選手の年俸総額は、5人で2億9000万円にとどまる。
 存在感を示したウィーラー、ペゲーロ、アマダーの野手3人との契約を延長したものの、勝ちパターンの中継ぎで働いた今季年俸1億5000万円のミコライオ投手の残留交渉がまとまっていない。退団したレイ、リズ、ブリガムの投手3人に代わる新加入は、米大リーグ、フィリーズから7000万円で獲得したハーマン投手のみ。球団はミコライオの来季契約交渉と並行し、救援陣のてこ入れとなる新外国人獲得を視野に入れる。
 立花陽三社長は「外国人選手の市場は高騰しているが、引き続き獲得に向けた調査はしたい」と話す。(金額は推定)


2016年12月25日日曜日


先頭に戻る