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<汚染廃棄物>試験焼却 富谷市民「反対」

 東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質で汚染された国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の廃棄物処理を巡り、仙台市の一般廃棄物最終処分場がある富谷市石積地区(38世帯)の住民代表5人が25日、県内一斉試験焼却受け入れに反対の意向を若生裕俊市長に伝えた。若生市長は「重く受け止める」と答えたが、試験焼却への賛否は示さなかった。
 住民側は、仙台市が21日に開催した住民説明会を受け対応を議論。「試験焼却の焼却灰を石積で受け入れると本焼却の灰受け入れにもつながりかねない」「風評被害も懸念される」として、地区として反対する方針で一致したという。
 市役所を訪れた住民代表の一人は「汚染廃棄物は富谷に元々存在しない。焼却灰は廃棄物を保管している自治体に戻してほしい」と訴えた。
 住民代表と面会後、若生市長は取材に対し「地元の声として尊重したいが、現段階では仙台市の方針が分からない。仙台市の決定を待って対応したい」と話した。


2016年12月26日月曜日


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