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満州移民の苦難と戦争の悲惨さ伝える

旧満州に渡った移民の歴史が伝えられた講演会

 大崎市鹿島台小(児童529人)で20日、6年生99人を対象に、旧満州(中国東北部)への開拓移民の歴史を伝える講演会が行われた。旧鹿島台村からの移民の体験記発行の中心になった佐藤守良さん(88)ら地元の郷土史関係者3人が先人たちの苦難の歴史を伝えた。
 佐藤さんは、土地がなく、貧しかった農家が満州に渡った経緯を説明。「引き揚げのときに(旧日本軍の)関東軍が開拓民を守らずに逃げ、多くの犠牲者が出た。隣の国と仲良くし、戦争を繰り返してはいけない」と訴えた。
 安住涼さん(11)は「移民について知らなかったので、話を聞くことができて良かった。国同士が互いの気持ちを分かり合うことが大切だと思う」と感想を述べた。三沢美輝君(11)も「外国で今も内戦が続いているけど、戦争はしてはいけないと思った」と話した。
 同校は10年前から、地域の戦争体験者による講演を行っている。


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2016年12月27日火曜日


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