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<東通原発>断層評価が焦点に

重要施設直下を通る「f−1」断層を調べるための試掘溝を視察する規制委の委員ら=2016年12月2日、青森県東通村

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で本格工事や稼働が止まった東北の原子力関連施設は今年、工事再開や完成といった見通しの延期表明が相次いだ。
 2017年4月以降としてきた東北電力東通原発(青森県東通村)の再稼働は、延期を余儀なくされている。年明けにも新たな目標が示される見通し。
 14年6月に新規制基準適合性審査を申請したが、審査はこれまで計8回しか開催されておらず序盤のまま。原子力規制委員会の有識者調査団の評価に基づき、規制委は一部の敷地内断層を活断層として審査を進める。一方、東北電は追加調査を実施して活断層ではないと主張している。
 16年12月には規制委が敷地内外の断層を現地調査した。活動性の判断を保留してきた重要施設直下を通る「f−1」断層や、調査団が活断層と認定した敷地内断層を確認。今後の審査で評価を固めることになる。
 設備面では新基準対応の淡水貯水槽がほぼ完成し、フィルター付きベント設備取り付けに向けた掘削工事がおおむね終了した。


2016年12月23日金曜日


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