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<羽越線転覆11年>事故の悲惨さ胸に刻む

「安全への誓い」を述べる冨田社長(代表撮影)

 乗客5人が死亡した2005年12月のJR羽越線特急転覆事故から11年となった25日、山形県庄内町の事故現場で犠牲者の追悼慰霊式があった。
 JR東日本が事故現場に建てた慰霊棟に、遺族や同社幹部ら18人が参列した。
 冨田哲郎社長が「安全への誓い」として「事故の悲惨さを胸に刻み、安全を最優先に行動する文化を、組織の隅々にまで根付かせる取り組みを続けていく」と述べた後、参列者全員がカーネーションを献花した。
 同社は気象庁気象研究所と共に、事故の原因となった突風を予測・探知し、自動的に列車の運行を制御するシステムの開発を進めている。今年11月には突風探知のための新型ドップラーレーダーを酒田市沿岸部に設置。本年度内に観測を始める予定だ。
 一方、制御システム自体の完成時期は、見通しがついていない。
 事故は05年12月25日午後7時14分に発生した。秋田発新潟行き特急いなほ14号(6両編成)が突風を受けて脱線転覆し、乗客5人が死亡、乗員2人を含む33人が重軽傷を負った。


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2016年12月26日月曜日


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