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昭和の農村風景伝える「木村伊兵衛」展

昭和の秋田の風景を切り取った作品が並ぶ写真展

 日本を代表する報道写真家木村伊兵衛(1901〜74年)が昭和の秋田の農村風景を写した作品を集めた写真展「木村伊兵衛の秋田」が、秋田市中通の市立千秋美術館で開かれている。
 木村は1952年から71年まで秋田市や横手市などを計21回、取材で訪れた。写真展では「秋田」シリーズと呼ばれる作品のうち、同館が所蔵する全150点が並ぶ。
 農作業から戻ってきた母親にしがみつく子どもや農家の食卓など、昭和の秋田の農村で暮らす人々の息遣いを伝える。
 秋田県のポスターに使われるなど代表作として知られる「おばこ・大曲」(1953年)も展示。来場者はすげがさをかぶった若い女性の清らかな表情に見入っていた。
 同館の米山茉未(まみ)学芸員は「木村は秋田の農村を高度経済成長が進む社会の縮図として切り取った。写真が伝える秋田のノスタルジーを感じてほしい」と話す。
 午前10時〜午後6時。2017年1月29日まで。今月29日〜17年1月3日は休館。一般300円、大学生200円、高校生以下無料。連絡先は千秋美術館018(836)7860。


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2016年12月26日月曜日


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