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津波で姉を亡くした少女 熊本に10万円寄付

街頭募金などで集めた約10万円を田嶋副知事(右)に手渡す珠莉さん

 東日本大震災の津波で幼稚園児だった長女愛梨(あいり)ちゃん=当時(6)=を亡くした宮城県石巻市の佐藤美香さん(41)と、次女で小学3年の珠莉(じゅり)さん(9)が26日、熊本市の熊本県庁を訪れ、街頭募金などで集めた約10万円を田嶋徹副知事に手渡した。県への寄付として、熊本地震の被災者支援の事業費に充てられる。
 美香さんは熊本県氷川町出身で、愛梨ちゃんらと毎年のように帰省していた。熊本地震を知った珠莉さんが「自分たちが大変なときに、いろいろな所から応援してもらった。恩返ししたい」と提案。今年5月に宮城県女川町の駅前で他の遺族らと募金活動をした。
 美香さんは石巻市で語り部としても活動している。「震災を経験しているから、どれだけ大変かが分かる。命の大切さや、災害に事前に備えることの大切さを伝えていきたい」と話していた。


2016年12月27日火曜日


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