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不正流用、ストーカー…仙台市が職員を処分

仙台市役所本庁舎=2016年11月

 仙台市は27日、ガス局と市教委、宮城野区での不祥事に関する職員らへの一斉処分を実施し、発表した。関係部局が記者会見で謝罪した。
 ガス局は職場の親睦会費約54万円を不正流用した製造供給部の20代の男性職員を停職6カ月の懲戒処分にした。上司の所属課長も口頭厳重注意とした。
 同局によると、親睦会の幹事だった男性職員は4〜11月に少なくとも20回前後、会費を管理していた銀行口座から払い戻すなどし、消費者金融への返済に充てた。11月にキャッシュカードの保管方法などに不審点が見つかり、発覚した。男性職員は穴埋め済み分を除く約30万円を全額弁償した。
 市教委は、女性にストーカー行為をした泉区の小学校男性教諭(59)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。2015年9〜11月、市内の風俗店で知り合った女性に面会を強要したり、女性の家族に風俗店で働いている旨の手紙を送ったりした。男性教諭は書類送検され、今年11月に不起訴処分となった。辞意を示しているという。
 2月に乗用車で人身事故を起こした泉区の中学校男性教諭(49)も戒告の懲戒処分となった。仙台簡裁から11月下旬、罰金の略式命令を受けた。
 また、生活保護の不正な事務処理をした当時宮城野区保護課の40代女性職員を減給10分の1(6カ月)、泉区保健福祉センターの40代男性職員を戒告の各懲戒処分とした。2人の当時の上司計4人も厳重注意となった。
 女性職員は11〜15年度に生活保護費計129件(約768万円分)の過払いや未払いを招くなどした。男性職員は15年度に計51件(約54万円分)の過払いと未払いを生じさせた。
 年末の一斉処分・発表となった理由について、市広報課は「市議会12月定例会が20日まであったことなどで処分日が限られ、公表のタイミングも重なった」と説明した。


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2016年12月28日水曜日


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