宮城のニュース

<政活費不正>安部宮城県元議長を不起訴

 後援会が負担した集会費用を自ら支払ったように装って政務活動費(政活費)をだまし取ったとして、仙台市民オンブズマンから詐欺容疑で告発された宮城県議会元議長の安部孝自民党県議(61)=宮城選挙区=について、仙台地検は27日、不起訴処分とした。
 尾崎寛生次席検事は「起訴するだけの十分な証拠が集まらなかった」と述べた。嫌疑不十分とみられる。地検は告発状を4月に受理し、安部氏に任意で事情を聴いてきたが、詐欺罪の成立には不十分と判断した。
 安部氏は自身の後援会が2013年12月に宮城県松島町のホテルで開いた県政報告会と懇親会の会場代として約61万円の領収書を受領。安部氏側は約1カ月後、ホテルに領収書の宛名を「安部孝」に書き換えさせ、2割は県政報告会分だとして約12万円を政活費として申請し、受け取ったとされる。
 安部氏は取材に「従来から主張してきた通り、詐欺ではないことが証明された。県民の皆さまにも理解を求めていきたい」と話した。
 オンブズマンは「不起訴理由が分からない。対応を検討する」と述べた。
 後援会の会計責任者を務めていた安部氏の妻も後援会宛ての領収書を3年間保管する義務に違反したとして政治資金規正法違反容疑で告発されたが、地検は27日、不起訴処分とした。


関連ページ: 宮城 社会

2016年12月28日水曜日


先頭に戻る