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<山形知事選>自民が対応決めず告示へ

 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月5日告示、22日投開票)で、独自候補擁立を断念した自民党県連は対応を機関決定しないまま告示を迎えそうだ。年末年始を挟み、選対会議などの予定はないという。党県連は3選を目指して立候補を表明している現職の吉村美栄子氏(65)との対決姿勢を崩しておらず、所属県議らが吉村氏支持に回らないよう警戒を強めている。
 県連関係者によると、選挙への対応を決める支部長・幹事長合同選対会議や、所属県議が会する議員総会などを告示前に開く予定はない。
 吉村氏が県内の主要5政党全てに対して行う方針だった推薦要請を一転して見送ることを決めたため、明確な対応を迫られる必要性がなくなったことが一因とみられる。
 県議の一人は「知事選の対応を決めるのであれば、21日まで開かれていた県議会12月定例会中にしていたはず。これから選対会議を開くことは難しい」と話す。
 2013年の前回知事選でも吉村氏は政党に推薦を要請しなかったが、自民党は県議32人のうち22人が吉村氏を支援した経緯もあり、12月29日に自主投票を決定した。吉村氏は無投票で再選した。
 今回の知事選では、金沢忠一幹事長が、12月定例会の最終日の21日に開いた議員総会で「(吉村氏の)会合への出席や後援会事務所にため書きを送らないように」と指示。守れない場合は「会派として厳正に対応する」とまで言い切ったが、山形市で24日にあった吉村氏の総決起大会には自民党県議3人が出席した。
 金沢忠一幹事長は「会派の規律を守れない県議がいるなら、選挙後に会派として何らかの判断せざるを得ない」と話している。
 県連幹部の一人は「自民党の推薦候補がいないので、吉村氏の集会に出席したとしても県連としては処分できない。ただ、県議会会派としてどう対応するかは別だ」と述べ、会派として処分に相当する措置を取る可能性に言及している。
 今回の知事選に立候補を表明しているのは吉村氏のみ。


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2016年12月28日水曜日


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