広域のニュース

東北求人横ばい1.34倍 11月

 厚生労働省などが27日にまとめた東北の11月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月と同じ1.34倍だった。宮城、福島が全国平均(1.41倍)を超え、青森、秋田が過去最高を更新した。
 各県の有効求人倍率は表の通り。宮城は2カ月ぶりに低下。公共職業安定所別(原数値)は気仙沼2.18倍、石巻2.06倍、大和1.91倍など。最低は大河原の0.76倍だった。
 新規求人(同)は前年同月比11.3%増の2万157人。機械部品や水産加工品の製造業、労働者派遣業のサービス業などで増加。新規求職者(同)は5.5%減の8082人。宮城労働局は「有効求人倍率の低下は季節調整の影響が大きく、実質的な雇用情勢は改善している」と判断した。
 岩手は3カ月ぶりの低下。10安定所全てが1倍以上となり、最高は北上の2.20倍。新規求人は6.6%増の1万397人。主な求人は道路など公共事業が堅調な建設業、自動車製造用機械の生産拡大があった製造業など。新規求職者は4.9%減の5126人。岩手労働局は「季節調整で低下したが、高水準を維持している」と説明した。
 福島は2カ月連続の上昇。8安定所全てで1倍を超えた。最高は相双の2.26倍。新規求人は1.4%増の1万4534人。全国展開の婦人服業で大量募集があった卸売業・小売業、欠員補充を行った建築資材業の製造業などで求人があった。新規求職者は5.6%増の5893人。
 青森は3カ月ぶりの上昇。リンゴの収穫や箱詰め作業、年末に備えた製麺会社で求人が増えた。秋田は2カ月ぶりの上昇。新規出店するスーパー、東北や全国でチェーン店を展開する居酒屋、美容院などで求人があった。山形は3カ月ぶりに低下した。


関連ページ: 広域 経済

2016年12月28日水曜日


先頭に戻る