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<高校空手>嶋田、男子制す 女子は田畑

男子組手個人決勝 保善・泉(右)を攻める埼玉栄・嶋田

 最終日は27日、仙台市宮城野体育館で組手個人が行われ、男子は嶋田力斗(埼玉栄)、女子は田畑梨花(兵庫・夙川学院)がそれぞれ初優勝した。
 男子は269人、女子は251人が出場。予選トーナメントの後、決勝トーナメントで争った。男子決勝は嶋田が泉光雅(東京・保善)を6−1で下した。女子決勝は田畑が成宮光咲(神奈川・光明学園相模原)に反則勝ちした。
 東北勢は、女子で阿部莉々子(山形・天童)が男女を通じてただ一人、16人による決勝トーナメントに進出した。(河北新報社主催)

<嶋田、昨年の雪辱果たす>
 男子組手個人を初制覇した埼玉栄の2年生、嶋田は「昨年は予選トーナメントで負けた。一戦一戦に勝って優勝したかったので、うれしい」と喜んだ。
 決勝の相手は25日の練習試合で負けていた保善の泉。「練習試合は前に攻め過ぎていた。焦らずに試合を組み立てた」と修正して臨んだ。じっくりと相手の出方を見ながら、足払いで倒した相手に突きを決めるなどして主導権を握った。
 10月の岩手国体で4位、11月にインドネシアであった同年代の国際大会は最重量の76キロ超級で優勝しており、成長著しい。空手が追加種目に決まった2020年東京五輪に向け「出たい。そのためにはもっと気持ちを強くしないといけない」と意気込んだ。

<1年生阿部、成長誓う>
 「レベルの違いを感じた」。女子組手個人で決勝トーナメントに進んだ天童の1年生、阿部は1回戦で群馬・高崎商大付の小峯に1−8で敗れ、率直な思いを口にした。
 横田監督から「コート全体を使って戦おう」と言われ、フットワークを意識して挑んだものの、「相手は速く、頭を使って戦っていた」と次々にポイントを奪われた。鋭い突きで1ポイントを返し、意地は見せた。
 目標は個人、団体とも全国高校総体、国体での入賞で「速さ、技の正確さが必要」と自己分析する。横田監督は「戦い方はまだ単調。試合の駆け引きを覚えていけばもっと強くなる」と期待を込めた。


2016年12月28日水曜日


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