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<富谷市>独居高齢者にお弁当「良い年を」

配達ボランティアから弁当を受け取る千葉さん(左)

 富谷市と市社会福祉協議会は28日、市内の独居高齢者世帯におせち風メニューの弁当を無料で配達した。市内のサークル「絵手紙を楽しむ会」による絵手紙も添えられ、配達ボランティアから弁当を受け取った高齢者は笑顔を見せた。
 年末に弁当を届ける事業は1992年に地元のボランティア団体が始め、2001年に旧富谷町が引き継ぎ、社協に委託。今年は対象693人中、368人から要望があった。
 市社協監修で業者が作る弁当は、塩分や栄養面に配慮し、赤飯や煮物、焼き魚といったおせち風のメニューを採用。市保健福祉総合支援センターに集まった約50人のボランティアが、約1時間かけて配った。
 同市ひより台1丁目に住む千葉きみ子さん(82)は東日本大震災の津波で石巻市雄勝町にあった自宅が流され、富谷に引っ越して5年で、弁当の利用は今年が3回目。千葉さんは「毎年おいしい弁当を楽しみにしている。すてきな絵手紙も添えてあり、やさしさに感謝の気持ちでいっぱい」と話した。


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2016年12月29日木曜日


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