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<登米市>東北医薬大と連携し医師確保

 登米市は28日、第3、4次の市病院事業中長期計画(2016〜25年)を明らかにした。市立3病院の役割分担を明確にし、医師確保につながる医学生の臨床実習の実施を新たに盛り込んだ。
 新中長期計画では、市立3病院の分担を明確化。市民病院が急性期の患者を中心に診察し、米谷病院と豊里病院は主に療養型の診療を行うとしている。
 臨床実習は、今年4月に開学した東北医科薬科大(仙台市青葉区)の協力を得て、2017年度から実施する。市民病院内に同大が設ける登米地域医療教育サテライトセンターを拠点に、2年次以降の学生が5〜7人のグループを組んで、毎年、市民病院で実習を重ねていく。同大の指導教官が市民病院で診療にも当たるため、患者の担当医師が増えることなる。
 さらに、実習に参加した学生が将来的に市民病院などに就職してもらうことを狙う。このため、市民病院で外科や内科といった診療科の枠を超えて患者の初期診療に当たる「総合診療医」の資格を取得できる態勢の整備を今後進めていく。
 現在、市立の3病院4診療所の医師数は計32人。05年の登米市誕生時には45人いたが年々減少している。市医療局は「収支の改善を図りながら、医療提供体制の充実を進めたい」と計画の狙いを説明する。


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2016年12月29日木曜日


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