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商店街の課題、情報交換 仙台でネットワーク

商店街の将来像を探った情報交換会

 仙台市内の商店街が、共通の課題や独自の振興策を語り合うネットワークをつくった。今月上旬、初の情報交換会が青葉区八幡の飲食店であり、意欲的な事業に取り組む商店街が事例や展望を報告した。今後も市内各地で開催予定で、厳しい環境にある商店街同士が知恵を出し合い、互いの発展に役立てる狙いがある。
 八幡町商店会(青葉区)の加盟店などが6月に結成した「八幡町商店街ファンコミュニティ」がネットワークづくりを呼び掛けた。フェイスブックを活用した商店街の魅力発信などに力を注ぐ中、市内の実践例に学ぼうと企画。宮町(青葉区)、中山(同)、長町(太白区)などの商店街関係者が参加した。
 情報交換会では、宮町が山形県西川町との交流や住民グループによるフリーペーパー「038(おみや)プレス」の発行を紹介。中山は子育てやシニアライフの支援、空き家対策などの地域プロジェクト、長町は専門知識を持つ店主らが講師になって開く「長町まちかど教室」を解説した。
 宮町商店街振興組合の佐藤広行理事長(55)は「個々の店が失敗したり、ピンチを乗り越えたりした体験を伝え合うことで得られるものは大きい」と話す。
 ファンコミュニティ副会長を務める八幡町商店会の星聡副会長(51)は「前向きな人たちが出会えば、相乗効果が生まれる。参加商店街を増やし、課題解決の糸口にしたい」と語った。


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2016年12月29日木曜日


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