広域のニュース

<16年プロ野球>大谷ら躍動 東北出身選手

 2016年も東北出身のプロ野球選手が存在感を発揮した。49人いた中で、特筆すべきはプロ野球最速の球速165キロをマークした大谷(日本ハム)。投手として10勝を挙げ、打者としても打率3割2分2厘、22本塁打、67打点。二刀流の働きで日本一の原動力となった。パ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝くとともに、史上初めて投手と指名打者のベストナインを同時受賞した。
 菊池(西武)は7年目で自己最多の12勝を挙げ、パ・リーグを代表する速球派左腕に台頭した。長谷川(ソフトバンク)も規定打席未満ながら10本塁打を放ち、主力の一人として日本ハムと優勝を争う力となった。
 石川(ヤクルト)、摂津(ソフトバンク)らベテラン勢が2桁勝利を逃してやや精彩を欠いたものの、熊原(DeNA)、佐藤(中日)の新人投手がプロ初勝利を挙げて来季への光明となった。新人野手では高卒の平沢(ロッテ)がプロ初安打を放ち、社会人出身の阿部(中日)も持ち味の守備で出場を重ねた。
 引退・戦力外選手は10人。実績あるベテランが多くユニホームを脱いだ。勝負どころの代走として通算228盗塁を記録した鈴木(巨人、相馬市出身)、広島の主砲として長年活躍し、09年ワールド・ベースボール・クラシックで日本の2連覇に貢献した栗原(東北楽天、天童市出身)が今季限りで引退した。
 08年に15勝してパ・リーグ新人王となった小松(オリックス、いわき市出身)、救援で活躍した日本ハム時代の13年にオールスター戦に出場した矢貫(巨人、福島県西郷村出身)、強肩捕手として鳴らした星(西武、名取市出身)も現役生活に幕を下ろす。
 17年、新たに5人の新人選手を加えた東北勢の活躍が期待される。


関連ページ: 広域 スポーツ

2016年12月30日金曜日


先頭に戻る