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<海づくり大会>2020年宮城で開催

 水産資源の維持や水産業の振興を呼び掛ける「全国豊かな海づくり大会」が2020年、宮城県で初開催されることが分かった。記念式典には天皇、皇后両陛下が出席され、稚魚の放流事業を実施。東日本大震災後に定めた県震災復興計画(2011〜20年度)の最終年度に当たり、復興を果たした被災地の姿と宮城の水産業を全国にアピールする好機となる。
 海づくり大会は1981年から毎年開かれ、全国植樹祭、国体と並び、両陛下が出席する三大行幸啓事業に位置付けられる。東北では青森(1990年)、岩手(97年)、福島(99年)、山形(2016年)の各県で開催。2019年は秋田県で開かれる。
 式典では漁業関係者が漁船に大漁旗をはためかせて行う海上パレード、漁業振興に貢献した団体の表彰などを予定。県内の水産加工品を紹介するコーナーも設けられる。
 県によると、15年の県内主要魚市場の水揚げ金額は591億円。震災があった11年(255億円)の約2.3倍まで回復し、震災前(10年、602億円)の水準に近づいている。県は復興の歩みを全国の水産漁業関係者に訴える機会にする方針だ。大会開催を巡っては、14年の県議会11月定例会で村井嘉浩知事が「必ず実現にこぎ着けたい」と述べ、県震災復興計画の「発展期」となる18〜20年度に誘致する意向を示していた。
 県は新年度以降、開催自治体や日程、式典会場となるホテルの選定に着手。警備を担う県警など関係団体との調整に入る。


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2017年01月01日日曜日


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