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ラテンな色彩「メキシこけし」

ラテン系の奔放な色合いが目を引く「メキシこけし」

 東日本大震災からの復興を願い、メキシコの先住民族が伝統こけしの木地に装飾した「メキシこけし」の作品展が、宮城県蔵王町のみやぎ蔵王こけし館で開かれている。
 同国各地の工芸職人約30人が手掛けた作品を中心に約200点を展示。地元の遠刈田系、弥治郎系の工人がひいた木地に、塗料やビーズ、毛糸で色彩豊かに仕上げた。顔の表情や胴の模様は独自色にあふれる。
 染めて編んだヤシの葉で木地を包んだり、繊細な銀細工を施したりした力作、陶器で制作した派生形など表現は多種多様。東北の工人がメキシコのイメージで制作したこけしも並ぶ。
 仙台藩祖伊達政宗による慶長遣欧使節団が1614年、太平洋岸のアカプルコに立ち寄った歴史から震災後、塩釜市出身でメキシコ政府観光局職員の志田朝美さんが企画。全国で巡回展を開催している。
 4月16日まで。見学無料。連絡先はこけし館0224(34)2385。


2017年01月01日日曜日


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