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<仙台初売り>仙台駅前 人、人、人…

開店前から多くの人が列をつくったJR仙台駅の東西自由通路=2日午前7時45分ごろ

 2日にあった恒例の仙台初売りは天候に恵まれ、大型商業施設が昨年相次いで開業したJR仙台駅前は多くの人であふれた。主な商業施設を結ぶペデストリアンデッキには開店前から昨年を上回る人の列ができ、終日にぎわった。

 仙台駅西口に昨年7月開業した仙台パルコ2には、午前7時半の開店前に約700人が並んだ。前日の午後8時から一番乗りで待った東北大大学院2年の岩村幸姫(ゆきひ)さん(24)=仙台市青葉区=は「お目当ては東北の工芸品を集めた福袋。希少なので手に入れたい」と話した。
 若者ファッションを多く扱う仙台パルコ本館は前年を上回る5000人以上が並んだ。パルコ2店長を兼ねる門野正弘店長は「パルコ2参入のプラス効果が出ている」と笑顔だった。
 仙台駅に昨年3月開業したエスパル仙台東館では約500人が開店を待った。エスパル仙台にも昨年とほぼ同じ約2500人が集まり、午前8時の開店を全店で15分繰り上げた。エスパル仙台の松川康営業部長は「並び始めの時間は昨年より早かった。開店直後の入店数は前年比2割増で好調」と顔がほころんだ。
 新施設の参入は既存の商業施設にもプラスの影響を与えている。
 パルコ2南隣のイービーンズでは午前7時の開店を前に、前年並みの約3100人が集まった。佐藤勝彦館長は「パルコ2との相乗効果で人の流れが強固になっている」と分析する。
 仙台ロフトは、昨年11、12月の売上高が振るわず、初売りは前年並みが目標。午前9時の開店前に昨年をやや上回る約800人が並び、五十嵐和彦館長は「活況を呈す駅前の恩恵を受けている。目標は達成できそうだ」と話した。
 仙台初売りは初めてという福島市の会社員前田友子さん(24)は「駅周辺は大型店が多く、全て見に行くつもり。お目当てのコートを手に入れたい」と語った。


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2017年01月03日火曜日


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