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<仙台初売り>市中心部商店街 客足に手応え

たくさんの買い物袋を手に商店街を歩く買い物客ら=2日午前10時40分ごろ、仙台市青葉区一番町

 2日に仙台市中心部の商店街などで行われた初売りは、ほぼ前年並みの人出となった。各店は体験型の福袋など趣向を凝らした商品をそろえ、商店街は目当ての品を求める人でにぎわった。JR仙台駅前への商業施設進出で、客足減を懸念していた関係者は安心した表情を見せた。

<開店を早める>
 豪華な景品入り茶箱で知られるお茶の井ケ田一番町本店(仙台市青葉区)では、午前7時の開店前に約300人が列を作った。
 一番乗りは、12月29日午後4時から並んだ一関市の会社員菅原研さん(35)。念願の大箱を手に「待ったかいがあった。家に帰って温かいお茶を飲み、ゆっくりしたい」と喜んだ。
 お茶の井ケ田の井ケ田健一社長は「天候にも恵まれ、例年通りの活気が出た。良い一年のスタートになってほしい」と話した。
 藤崎は昨年より1割多い約1万1000人が並び、午前8時の開店を15分早めた。ブランド物の菓子や婦人服が人気を集め、商品券付き脳検診の福袋(3万円)は限定50人に100件以上の申し込みがあった。
 青葉区の会社役員木村要さん(66)はホテルのディナーと宿泊がセットの人間ドックの福袋(37万円)に応募。「妻と行きたい。家族が健康でいられる年になってほしい」と話した。
 藤崎の小野寺宣克常務は「心配していた客足の減少はなく、むしろ増えた。購買意欲が高まっているようで、高くて質のいいものがよく売れた」と語った。

<体験型福袋も>
 仙台三越でも約1万1000人が開店を待った。1個限定のグリーンダイヤモンドの指輪(2017万円)は開店15分で買い手が付いた。仙台うみの杜水族館(宮城野区)で飼育体験する商品(3万4560円)なども反応は上々だった。
 渡辺憲一社長は「体験型福袋のような中身が見える商品が人気だ。開店直後より、しばらくたってからの方が客足が増えた。仙台駅前の商業施設を見た後に、商店街に流れる客が多かったのでは」と分析した。


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2017年01月03日火曜日


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